アメックスゴールドカードの旅行関連保険とは?

ここでは、「アメックスゴールドカードの旅行関連保険」のサービスを紹介しています。また、「いつ、どんな補償が受けられるか」や「補償額がどのくらいか」、「年会費29,000円と比べて、本当にお得なのか」を検証。また、知っておくと得する情報を掲載しています。興味のある方はチェックしてみてください。

そもそも「アメックスゴールドカードの旅行関連保険」って?

旅行関連保険とは、海外旅行・国内旅行でつく「旅行傷害保険」や「航空便遅延費用補償」などのこと。

ここでは、「アメックスゴールドカードの旅行関連保険」のひとつである旅行傷害保険について詳しく紹介します。

旅行傷害保険とは?

旅行傷害保険は、カード会員本人や配偶者、一緒に生活している親族の方を対象に受けられるサービス。障害死亡・後遺障害保険金などの補償が受けられます。

アメックスゴールドカードの旅行傷害保険

基本カードの会員は、アメックスゴールドカードで海外旅行の代金を支払わなくても自動的に補償が受けられます。なお、補償内容や条件は国内と海外と異なるので注意が必要です。

国内旅行の場合

国内旅行傷害保険は、海外旅行に比べて受けられる補償が限定的です。補償が受けられるのは以下の通りです。

  • アメックスゴールドカードでチケットを購入した公共交通機関に乗っている時に事故にあった場合
  • アメックスゴールドカードで宿泊料金を払うと伝えた宿泊施設で宿泊している時に火災・爆発が原因で起きた事故にあった場合
  • アメックスゴールドカードで購入したパッケージツアーの事故で障害を受けた場合

海外旅行の場合

基本カードの会員が時刻表のある国際航空機・国際船舶のチケット、パッケージツアーの料金をアメックスゴールドカードで支払った場合、障害死亡・後遺傷害保険金額最高1億円が補償されます。 なお、海外旅行で出国した前日から、海外から戻って入国した翌日までの最長90日間が補償されます。

国内外旅行の保険金一覧

  旅行代金をカードで決済しない 旅行代金をカードで決済する
保険金の種類 基本
カード会員
基本カード
会員の家族
家族カード
会員
基本
カード会員
カード会員
の家族
家族カード
会員
国内
旅行
傷害死亡保険金 補償なし 補償なし 5,000万円 1,000万円 5,000万円
傷害後遺
障害保険金
補償なし 補償なし 最高
5,000万円
最高
1,000万円
最高
5,000万円
海外
旅行
傷害死亡・後遺障害
保険金
最高
5,000万円
最高
1,000万円
補償なし 最高
1億円
最高
1,000万円
最高
5,000万円
傷害治療費用
保険金
最高200万円 補償なし 最高
300万円
最高
200万円
最高
300万円
疾病治療費用
保険金
最高200万円 補償なし 最高
300万円
最高
200万円
最高
300万円
賠償責任
保険金
最高4,000万円 補償なし 最高4,000万円
携行品損害保険金
(免責3千円/
年間限度額100万円)
1回の旅行中につき
最高50万円
補償なし 1回の旅行中につき
最高50万円
救援者費用
保険金
保険期間中
最高300万円
補償なし 保険期間中
最高400万円
保険期間中
最高300万円
保険期間中
最高400万円

引用元:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
https://www.americanexpress.com/japan/contents/benefits/product/gold/travel_protection.shtml

【用語の解説】

「旅行代金」
この表での旅行代金とは、国内旅行の場合、公共交通機関・宿泊料金・宿泊があるパッケージツアーの料金のことです。また、海外旅行の場合、日本への出入国に使用した時刻表のある国際航空機・国際船舶のチケット、パッケージツアーの料金をいいます。

「決済」
保険が適用されるには、交通機関のチケットやパッケージツアーをアメックスゴールドカードで購入した証明が必要です。カードの利用控を大切に保管しておきましょう。

「親族」
一緒に生活している親族のうち、健康保険証の扶養等に入っているか、税法上扶養に入っている場合が対象です。なお、親族には、6等親以内の血族、3等親以内の姻族の方が入ります。

年会費29,000円以上の保険サービスが受けられるのか?

ここでは、アメックスゴールドカードの「旅行傷害保険」サービスをどれくらい受けると年会費29,000円以上のメリットが得られるか事例をまじえて紹介しています。

(ケース1)海外旅行でスマホを盗まれた

海外旅行中にスマホを盗まれてしまった場合は、携行品損害保険金が適用。持ち物ひとつあたりの限度額内であれば、その時点での価格(時価)か修理費用のいずれか低い金額の支払いを受けることができます。なお、1事故につき自己負担(免責)が3,000円、年間の合計限度額が100万円以内であれば補償。もし今回のケースでスマホ代約8万円を受け取った場合、3年に1度このようなケースに遭遇するだけで年会費分のサービスを受けたことになります。

(ケース2)海外旅行中に盲腸になってしまった

海外旅行中に病気になってしまった場合は、疾病治療費用保険金が適用。保険の支払い対象の期間中に発病した病気で医師の治療を受けた場合に限り、最高で200万円まで補償してもらえます。もし今回のケースで入院し、最高額200万円に近い補償を受けた場合、69年に1度このようなケースに遭遇するだけで年会費分のサービスを受けたことになります。なお、保険会社のAIU調べを見ると、盲腸手術で入院しただけでかなりの費用がかかることがわかります。

【盲腸手術】都市別入院総費用表

地域 都市名 費用 入院日数
北米 サンフランシスコ 2,500,000 入院2泊3日
ニューヨーク 2,160,000 入院2泊3日
バンクーバー 1,500,000 入院2泊3日
欧州 ジュネーブ 2,970,000 入院3泊4日
ロンドン 1,512,000 入院2泊3日
パリ 1,134,000 入院2泊3日
ローマ 1,100,000 入院2泊3日
マドリッド 972,000 入院3泊4日
アジア 香港 900,000 入院2泊3日
上海 680,000 入院2泊3日
ソウル 630,000 入院2泊3日
バンコク 400,000 入院2泊3日
北京 200,000 入院2泊3日
オセアニア シドニー 864,000 入院2泊3日
クライストチャーチ 864,000 入院2泊3日
ハワイ ホノルル 1,950,000 入院2泊3日
ミクロネシア グアム 864,000 入院2泊3日

引用元:アイエヌシー

http://aienu.jp/relation/expense.html

(ケース3)海外旅行中にカメラを壊してしまった

海外旅行中にカメラを壊してしまった場合は、携行品損害保険金が適用されます。保険で決められている持ち物ひとつあたりの限度額で、年間の合計限度額が100万円以内であれば補償。1事故につき自己負担が3,000円かかりますが、かなり助かるサービスです。もし今回のケースでカメラ代の限度額に近い約20万円を受け取った場合、6年に1度このようなケースに遭遇すると年会費分のサービスを受けることになります。

【結論】海外旅行するなら断然お得!

旅行関連保険サービスが付帯するアメックスゴールドカード。保険適用をケース別に確認したところ、海外旅行で利用する場合、年会費より断然お得であることがわかります。海外旅行中にスマホやカメラ、バッグや時計、衣類などが壊れたり、盗まれたり、何かの事故で損害を受けることはよくあることです。また、旅行中に盲腸になったり、流行している感染症にかかったりする場合もあるでしょう。せっかくの楽しい旅行中に、大変なトラブル対応だけでなく、多額の支払いまですることになったら目も当てられません。トラブルに遭わないことにこしたことはありませんが、トラブルは望まなくても遭ってしまうもの。せめて補償だけでも受けられるように、海外旅行を検討されている方は、ぜひ旅行前にカードを発行しておきましょう。

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