年会費が無料のゴールドカード

ゴールドカードは年会費がつきもの。そう思っていませんか?実は、年会費が無料のゴールドカードもあるんです。

ゴールドカードなのに年会費が無料って本当?

年会費が無料のゴールドカードは、3枚のみ存在します。ただし、入手するためにはカード会社からインビテーション(招待)を受けなければなりません。基本的には、一定の期間内に定められた金額を使うことが条件のものがほとんど。

ゴールドカードというと、「高い年会費がかかる代わりにステータスが得られる」というイメージでした。現在では、条件さえクリアすれば年会費をかけることなくゴールドカードを所持することができます。

年会費がかかるゴールドカードと比べるとステータスは落ちてしまいますが、それでも十分価値のあるカードだと言えるでしょう。「年齢的に持っておきたい」「ステータスと実用性を両立させたい」といった人におすすめのクレジットカードです。

ゴールドカードを手に入れるには

ゴールドカードを手に入れるためには、申込制とインビテーション(招待制)があります。申込制は、自分で申請して条件をクリアすることでゴールドカードを手に入れる方法。カード会社によって条件が変わります。一方でインビテーション(招待制)は、一定の条件クリアした場合にカード会社からゴールドカードへランクアップできる招待が届くのです。

年会費無料のおすすめゴールドカード

年会費が無料のゴールドカードは、インビテーションを受けることが前提です。初年度だけ無料のゴールドカードは多いのですが、永年無料になるのは3枚のみしかありません。各カードのインビテーションを受けるのに必要な条件を紹介します。

年会費無料ゴールドカードその1:イオンゴールドカード

イオン銀行が発行する「イオンゴールドカード」

年会費 無料
家族会員 無料
旅行保険 最高3,000万
還元率 0.5%
空港ラウンジ あり
特徴

イオンゴールドカードは、イオンカードを利用するとインビテーションを受けることができます。ただし、自分で申込みができないので気を付けてください。

ゴールドカードのインビテーションが受けられるカードは、「イオンカード」「WAON一体型のイオンカード」「イオンカードセレクト」のいずれか。

条件として、「年間カード利用100万円以上」「イオングループの利用が年間60万円以上」「イオン銀行の定期預金が500万円以上」のいずれかを満たす必要があります。

イオンゴールドカードになると、毎月20・30日はイオングループでの買い物が5%OFF。羽田空港のエアポートラウンジを使用できます。

また、最高3,000万円の旅行保険や年間300万円までのショッピング保険などの充実したサービスを受けることが可能。イオングループで買い物をしているときの休憩に最適な「イオンラウンジ」も利用できます。

さらに、海外旅行の際に困ったことがあっても、世界中どこからでも利用できる「イオンワールドデスク」が使えるのも魅力。年会費無料で日常生活にも旅行にも役立つゴールドカードだと言えるでしょう。

年会費無料ゴールドカードその2:エポスゴールドカード

1度でも年間50万円以上利用すると年会費が永久無料になる「エポスカード」

年会費 無料
家族会員 発行無し
旅行保険 最高1,000万円
還元率 0.5%〜15%以上
空港ラウンジ あり
特徴

マルイでの買い物で10%OFFの優待を受けられるエポスカード。マルイカードとしても有名ではないでしょうか。

条件を満たしインビテーションを受けることで、エポスゴールドカードにランクアップできます。通常は年会費が5,000円かかるので、かなりオトクなゴールドカードです。

通常の申し込みでもゴールドカードにすることができ、年間50万円以上を利用すれば年会費が無料になります。

エポスゴールドカードは、国内の主要空港はもちろん、海外空港のラウンジを無料で利用できる空港ラウンジサービスが付帯。海外旅行保険は、最高300万円までの障害や疾病治療が付きます。

また、エポスゴールドカード専用のレストランやホテルなどでの割引特典を利用することも可能。ゴールドカードならではのトラベルサービスが充実しているのも魅力の一つです。海外旅行の際にも強い味方になってくれるカードだと言えるでしょう。

年会費無料ゴールドカードその3:セブンカード・プラス(ゴールド)

セブンイレブンやイトーヨーカドーでオトクに買い物ができる「セブンカード・プラス(ゴールド)」

年会費 無料
家族会員 無料
旅行保険 なし
還元率 0.5%~1.5%
空港ラウンジ なし
特徴

セブンイレブンやイトーヨーカドーで特典を受けられるゴールドカード「セブンカード・プラス(ゴールド)」。通常の申し込みでは発行できず、インビテーションのみで入手することができます。

インビテーションの条件は、JCBから発行された「セブンカード」「アイワイカード」「アリオアイワイカード」のいずれかのカードを所持し、なおかつカードで年間100万円以上の利用があることです。

セブンカード・プラス(ゴールド)をセブンイレブンやイトーヨーカドーで使うことにより、1.5%の還元率を得ることができます。

また、nanacoチャージでも0.5%の還元率でポイントを貯めることも可能。ゴールドカードの特典として、年間100万円までのショッピング保険が用意されています。購入した商品に万が一のことがあっても、損害を補償してもらえる安心のサービス。

国内の買い物では役に立ちますが、旅行保険や空港ラウンジのサービスは付帯しないので、他のゴールドカードとは違って旅行では使いにくいかもしれません。

初年度無料のゴールドカードを使い倒す

年会費が無料のゴールドカードは魅力的ですが、インビテーションを待つのにも時間がかかります。初年度無料のゴールドカードなら、インビテーション不要で1年間無料でカードを使うことができるのです。ここでは、初年度年会費無料で利用することのできるゴールドカードを紹介してきます。

初年度無料のおすすめゴールドカードその1:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

世界的に有名なステータスカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」

年会費 本会員29,000円 初年度年会費無料
※公式サイトから申込時
家族会員 家族会員1枚目は無料、2枚目以降は12,000円
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
還元率 0.4~1.0%
空港ラウンジ あり
特徴

初年度無料で利用できるにもかかわらず、オトク過ぎるサービスが付帯しているアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード。国内にある高級レストランで1名のコースが無料になる「ゴールド・ダイニング」や、国内外850ヶ所以上のVIPラウンジが使える「プライオリティ・パス」が利用できます。

海外のレストランの予約から緊急時の相談まで24時間対応の「日本語サポート」を用意。さらに、24時間いつでも車を借りられる業界大手のカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の会員カード発行手数料が無料となります。航空便遅延によって発生する宿泊費や食事代、手荷物の到着遅延や紛失による衣類や生活必需品の購入費用も補償してくれるのです。

また、イベントのキャンセル費用を補償してくれる「キャンセル・プロテクション」、インターネットでの不正使用による損害を全額補償する「オンライン・プロテクション」などのプロテクションも充実。

還元率は高くはないものの、付帯サービスが充実しているので、すぐに年会費の元を取ることができます。所持しているだけでステータスが上がるのはもちろん、実用的な機能も果たしてくれるゴールドカードです。

初年度無料のおすすめゴールドカードその2:三井住友VISAゴールドカード

日本のクレジットカードのパイオニア「三井住友VISAゴールドカード」

年会費 会員 10,000円(翌年度以降は条件付で4,000円~10,000円)初年度年会費無料
家族会員 家族会員1人目は初年度無料、翌年度以降は前年の買物利用回数が3回以上の場合無料
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高5,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
還元率 0.5~1.0%
空港ラウンジ あり
特徴

日本で有名なゴールドカードといえば、三井住友VISAゴールドカードではないでしょうか。日本国内で初めてVISAカードを発行したのが三井住友カードです。

国内のクレジットカード業界を先導してきたパイオニアといっても過言ではありません。ポイントプログラムやWebサービス、セキュリティ面で総合的に評価されている人気のゴールドカードです。

全国28ヶ所の空港のラウンジを無料で使えたり、厳選した一流旅館やホテルに宿泊できるサービスが利用できたりします。年会費は1年間で10,000円ですが、「マイ・ペイすリボ」というサービスに登録すると、カード利用年1回以上で翌年度の年会費が半額になります。

さらに、毎月の利用明細発行を会員サイトの「Web明細サービス」に登録し、年会6回以上請求すれば1,000円割引に。結果的に年会費を4,000円程度まで下げることができます。

セキュリティシステムにも力を入れているので、もしものときでも安心です。たとえば、顔写真を使用したセキュリティシステムでは、支払いの際に利用者とカードの写真が一致するかを確認。本人以外が使用すると即座に分かるシステムです。

顔写真があるだけで、不正使用を防いでくれます。もしも不正にカードが利用されてしまった場合でも、会員サイト「Vpass」に登録しておけば、届け出をした60日前まで保証。

24時間365日体制で動いている不正検出システムがあるので、不審なカード取引を検知すると、取引を中止してカードのオーナーに直接連絡がいきます。使い勝手も良くセキュリティも万全なクレジットカードだと言えるでしょう。

初年度無料のおすすめゴールドカードその3:MUFGカードゴールド(アメックス)

最短3日で発行してくれる年会費がリーズナブルな「MUFGカードゴールド(アメックス)」

年会費 本会員 1,905円 初年度無料
家族会員 家族会員 1枚目は無料 2枚目以降400円
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円
還元率 0.5~1.0%
空港ラウンジ あり
特徴

アメックス、VISA、JCB、Masterの4つのブランドがあるMUFGカードゴールド。おすすめなのは、アメリカンエキスプレスと提携しているカードです。

年会費等はどのブランドも同じなのですが、なかでもサービスが一番充実しているのがMUFGカードゴールド(アメックス)。アメリカンエキスプレス限定の特典やサービスが受けられます。

さらに年会費を+250円することで、異なるブランドのクレジットカードを2枚持つことのできるデュアルスタイルが可能。このサービスによりアメックスではカバーできない部分を補うことができます。すべての支払いをMUFGカードゴールドに集約することで、ポイントを無駄なくためることができるのです。

旅行の際には、国内主要6空港とホノルル国際空港のラウンジを無料で利用可能。また、1年間のカードの利用金額に応じてポイントが加算されます。入会月にカードを利用することで、ポイントが1.5倍になるサービスもあるとのことです。金融取引サービスの適用期間中であれば、3回までATM取引手数料が無料に。

また、申し込み可能な年齢が18歳以上で、本人に収入がなくても配偶者に収入があれば申し込み可能と、基準が低く設定されています。限度額も10万円から設定することができるので、多くの人に持つチャンスのあるゴールドカードなのです。ステータス面でというよりは、利便性で選ぶゴールドカードだと言えるでしょう。

年会費が格安のゴールドカードはある?

「すぐにゴールドカードがほしい」「格安で使えるゴールドカードがほしい」という人におすすめなのは、年会費格安のゴールドカード。費用を抑えてゴールドカードを手に入れたいという人向けです。

2年目以降も年会費が安いので家計の負担にならないのも◎。ここでは、年会費が格安なゴールドカード3枚を紹介します。

年会費が格安のおすすめゴールドカードその1:JCB GOLD EXTAGE

若い世代向けのゴールドカード!年会費が格安なのが魅力の「JCB GOLD EXTAGE」

年会費 本会員3,000円 初年度無料
家族会員 1枚目無料、2枚目以降1,000円
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高5,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
還元率 0.5~2.5%
空港ラウンジ あり
特徴

18歳から29歳まで限定のゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」。初年度は年会費が無料で、次年度から発生する年会費は3,000と非常にリーズナブルです。入会条件も「18歳以上30歳未満。

本人または配偶者に安定的な継続する収入がある(高校生を除く)」なので、比較的手に入れやすい条件なのも◎。特典として国内の主要空港とホノルル国際空港のラウンジを年中利用できる優待サービスが用意されています。

また、旅行の際にトラブルがあっても最高5,000万円まで補償される保険が付帯しているのがポイント。ケガや病気の保証はもちろんのこと、旅行中の盗難にも対応しています。

5年間使用すれば、自動的に上位ランクの「JCBゴールド」を入手できるのも魅力。また、スタバでカードを使うとポイントが5倍、Amazonやセブンイレブンなら3倍とポイントがどんどん貯まります。ゴールドカード入門としておすすめのクレジットカードです。

年会費が格安のおすすめゴールドカードその2:MUFGゴールドカード

ゴールドカードが2,000円で持てるとして有名な「MUFGゴールドカード」

年会費 本会員 1,905円 初年度無料
家族会員 家族会員 1枚目は無料 2枚目以降400円
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円
還元率 0.5~1.0%
空港ラウンジ あり
特徴

2008年に「ゴールドカードが2,000円から持てる!」というキャッチコピーで登場した「MUFGゴールドカード」。しかも、「楽Pay」という登録型リボサービスに加入すれば、2年目以降は年会費が半額になるとのことです。格安の年会費でゴールドカードが持てるとして人気を博しています。

年会費が安いとは言っても、運営しているのは世界最大金融グループの「三菱UFJフィナンシャル」のネームバリューを持つステータスの高いカードです。

国内の主要6空港をはじめ、ハワイのホノルル空港のラウンジを無料で利用可能。プレミアムスタープログラムは1年間の利用額に応じてボーナスポイントを加算してくれます。

入会月にカードを利用することでポイントが1.5倍になるなど、オトクな特典が満載。最高100万円までのショッピング補償が付いています。格安なのに付帯保険や補償が充実しているゴールドカードです。

年会費が格安のおすすめゴールドカードその3:三井住友VISAゴールドカード

誰もが知っているステータスカード「三井住友VISAゴールドカード」

年会費 会員 10,000円(翌年度以降は条件付で4,000円~10,000円)初年度年会費無料
家族会員 家族会員1人目は初年度無料、翌年度以降は前年の買物利用回数が3回以上の場合無料
旅行保険 海外旅行傷害保険 最高5,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
還元率 0.5~1.0%
空港ラウンジ あり
特徴

誰もが知っているほどの知名度で、ステータス性の高い「三井住友VISAゴールドカード」。なぜ格安なのかというと、通常の年会費10,000円が条件を満たすことによって4,000円に下げられるからです。

その条件とは、「マイ・ペイすリボ」に登録し、ペーパーレスで個人情報も守れるWEB明細書サービスを利用するだけ。それだけで、6,000円ほども年会費が安くなってしまうのです。

知名度の高いゴールドカードだけあって、付帯サービスも充実。全国28空港のラウンジが無料で使えるほか、一流の旅館やホテルに宿泊できる会員制宿泊予約サービスを利用できます。顔写真入りのICカードなので、セキュリティもバッチリ。初めてゴールドカードを持つという人におすすめです。

ステータス感があるのはどれ?おすすめゴールドカード3選 各ゴールドカードの比較はこちら